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採用事例・エコシステム

誰が使っているか

リポジトリに専用の ADOPTERS ファイルはなく、利用者の収集は issue #105 で行われています (README.md:169)。以下の組織はいずれも引用可能な出典があります。

組織ユースケース出典
Tencent MusicIstio + Aeraki を本番運用し、IstioCon 2022 で発表IstioCon 2022 session
Tencentメンテナ Xunzhuo が Tencent 所属。tRPC・qza・videoPacket が対応 MetaProtocol プロトコルとして列挙MAINTAINERS.mdREADME.md:92-94

README は対応 MetaProtocol プロトコルとして Alauda と bRPC (Baidu がオープンソース化) も挙げています (README.md:91,95)。これは利用のシグナルではありますが、直接の採用表明ではありません。これ以外の named adopter は裏付けソースがないため、ここでは主張しません。

採用のシグナル

GitHub API から 2026-06-26 時点で計測:

  • スター: 761
  • フォーク: 141
  • コントリビュータ: 約 34 (非匿名)
  • open issue: 21
  • 最終 push: 2025-12-05
  • archived: いいえ
  • ライセンス: Apache-2.0
  • 作成: 2020-11-05

エコシステム

Aeraki は同じ組織配下の一連の姉妹プロジェクトの 1 つです。

  • meta-protocol-proxy: Aeraki と対になる C++ 製 Envoy filter データプレーン。
  • apiclient-go: 共有 API 型と生成 client。どちらも Aeraki の依存 (go.mod)。
  • meta-protocol-control-plane-api: コントロールプレーン API 定義。
  • aerakictl: デバッグ用コマンドラインツール。
  • website: プロジェクトのドキュメントサイト。

Aeraki は Istio (必須、internal/controller/istio/controller.go 経由の MCP over xDS) と Envoy (生成された EnvoyFilter 経由) に統合します。バージョン互換は厳密で、install docs によれば Aeraki 1.4.x は Istio 1.18.x と MetaProtocol Proxy 1.4.x を対象とします。

代替候補

代替違い
素の Istio + 手書き EnvoyFilter可能だが、プロトコルごとに filter とルーティングを自前実装する。Aeraki は作業を MetaProtocol codec に縮小する (README.md:72)。
Istio ネイティブの Dubbo/Thrift/MySQL/MongoDB/Redis フィルタインラインルートのみで、ルート変更時に接続が切れる。動的 RDS がない (README.md:50)。Aeraki は MetaProtocol 向けの動的 RDS を持つ。
Cilium / LinkerdL7 対応は HTTP/gRPC 中心で、Dubbo・Thrift・独自 RPC の宣言的ルーティングは守備範囲外。Aeraki の差は、codec を書くだけで任意の request/response 型 L7 プロトコルを足せる点。