歴史
起源
authentik はドイツ・ハンブルクで Jens Langhammer の個人プロジェクトとして始まった。プロジェクト自身の振り返りは、最初のコミットを 2018 年 11 月 11 日としている (Happy Birthday to Us!)。GitHub リポジトリ goauthentik/authentik は 2019 年 12 月 30 日に作成された (GitHub REST API)。出発点はセルフホスト型のシングルサインオンを提供することで、これはセルフホスト/ホームラボのコミュニティと、ホスト型 ID サービスに課金したくない小規模な会社が共有するニーズだった。
年表
| 年 | マイルストーン |
|---|---|
| 2018 | 最初のコミット。Jens Langhammer のハンブルクでの個人プロジェクトとして |
| 2019 | GitHub リポジトリ goauthentik/authentik 作成 (2019-12-30) |
| 2021 | セルフホストコミュニティで注目を集める |
| 2022 | Open Core Ventures が創設者に資金提供を打診。Authentik Security, Inc. が public benefit company として設立 |
| 2026 | 活発にリリース。本コミットのコードは 2026.8.0-rc1 を宣言、直近の安定タグは version/2026.5.3 |
どう進化したか
転換点は 2 つ。1 つ目は個人プロジェクトから会社への移行。2022 年 4 月頃に Open Core Ventures が Jens に資金を打診し、2022 年 11 月に Authentik Security, Inc. が public benefit company として設立された。Jens Langhammer が CTO、Fletcher Heisler が CEO を務める (Happy Birthday to Us!)。ここからプロジェクトは open core モデルで動く: パーミッシブにライセンスされたコアと、authentik/enterprise/ 配下の source-available な Enterprise エディション (ソース)。
2 つ目はスコープ。authentik は SSO から、OAuth2/OIDC・SAML・LDAP・RADIUS・SCIM を話す 1 つのサーバへと成長し、プロトコル固有のゲート (proxy、LDAP、RADIUS、RAC) は cmd/ と internal/outpost/ 配下の独立した Go の「outpost」プロセスに切り出された。
現在地
authentik はカレンダーバージョニングのリリースを頻繁に出している (本コミットのコードは 2026.8.0-rc1 を宣言、直近の安定タグは version/2026.5.3)。ガバナンスは単一ベンダで、方向性は Authentik Security, Inc. が決める。中立財団がガバナンスするプロジェクトとは対照的だ。authentik は CNCF プロジェクトではない (CNCF Projects、2026-06-22 確認)。リポジトリは Python コア・Go の outpost・TypeScript/Lit の Web UI の単一の置き場であり続けている。