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歴史

起源

cert-manager は Jetstack の先行ツール kube-lego から生まれた。kube-lego は Let's Encrypt から ACME 経由で TLS 証明書を取得し Kubernetes Ingress に結線するものだった。cert-manager はその置き換えとして書かれた。移行を容易にするため、kube-lego が使っていた kubernetes.io/tls-acme アノテーションを引き続き認識する (出典 2, 出典 8)。

設計上の転換点は、Ingress アノテーションからカスタムリソースとコントローラへの移行だった。cert-manager は CertificateIssuer をコントローラがリコンサイルする一級の API オブジェクトにした。Ingress オブジェクトのアノテーションに反応するのではなく、オペレータパターンを採った (出典 2, 出典 8)。リポジトリは 2017-05-24 に作成され、プロジェクトは 2017 年発足とされる (出典 3)。

年表

マイルストーン
2017kube-lego の後継として Jetstack でプロジェクト発足 (出典 2, 出典 8)
2020Jetstack を Venafi が買収 (出典 6)
2020-11CNCF Sandbox に受理 (出典 3)
2022CNCF Incubating に昇格 (出典 3)
2024-11-12CNCF Graduated に昇格。KubeCon NA (Salt Lake City) で発表 (出典 3, 出典 4)

どう進化したか

プロジェクトは複数回、組織の手を移った。Jetstack は 2020 年に Venafi が買収し、Venafi は後に CyberArk 傘下となった。商用版は当初 Venafi TLS Protect for Kubernetes だったが、CyberArk Certificate Manager for Kubernetes に改称された (出典 6)。

コードベースの identity も変わった。元々の Go import path は github.com/jetstack/cert-manager だったが、v1.8 より前にプロジェクト自身の org 配下 github.com/cert-manager/cert-manager へ移行した (出典 1, 出典 7)。

現在地

cert-manager は CNCF Graduated プロジェクトである (出典 4)。Graduation 時点でプロジェクトは 200 以上のリリースと 450 名以上のコントリビュータを報告しており、安定し確立したリリース頻度を示す (出典 3, 出典 4)。開発は cert-manager/cert-manager リポジトリで継続しており、ここで基準とする master の dbc027eev1.21.0-alpha.1 タグの少し先に位置する (出典 1)。