Skip to content

Adoption & Ecosystem

誰が使っているか

以下の組織はプロジェクトの ADOPTERS.md に説明付きで掲載されている (出典 8)。卒業告知ではさらに Cisco, Shopify, Skyscanner, Vinted が adopter として挙げられた (出典 1, 4)。

組織ユースケース出典
Booz Allen HamiltonKubernetes 上の CD DevSecOps パイプラインでの挙動検証。KubeCon NA 2019 で発表ADOPTERS.md
GitLabGitLab Ultimate に Falco を統合しコンテナアプリのランタイム防御に使用ADOPTERS.md
CoveoFalco アラートを SIEM に集約しコンテナ内可視化に使用ADOPTERS.md
SecureworksTaegis XDR プラットフォームの Kubernetes デプロイ保護と顧客の Linux/コンテナ環境保護に使用ADOPTERS.md
gVisorgVisor ランタイム実行データの上で Falco の脅威検知エンジンを使い異常検知ADOPTERS.md
MathWorksKubernetes の脅威検知。KubeCon NA 2020 で発表ADOPTERS.md

ADOPTERS.md には Fairwinds, Giant Swarm, Logz.io, Qonto, Replicated, Deckhouse も説明付きで掲載されている (出典 8)。

採用シグナル

2026-06-22 に GitHub API から観測 (出典 2):

  • Stars: 9,071、forks: 1,032、watchers: 125。
  • Contributors: 約 266 名 (contributors API を per_page=1 で引いた last page)。
  • 最新リリース: 0.44.1、2026-06-11 (出典 3)。

CNCF と Sysdig の卒業関連資料では、1 億回超のダウンロード、30 以上の self-declared adopter、そして Incubation 移行後のアクティブコントリビュータ 400% 増・ダウンロード総数 526% 増が報告されている (出典 1, 4)。

エコシステム

以下は同じ falcosecurity org 配下で、コアエンジンを取り囲むプロジェクトである (出典 6, 7):

  • falcosidekick: Falco の出力を 60+ の外部ツール (Slack, Loki, Elasticsearch, CloudWatch ほか) へ fan-out し、Web UI も提供する。
  • falcoctl: ルールとプラグインを artifact / index として管理する CLI。Helm チャートでは falcoctl-artifact-install init コンテナと falcoctl-artifact-follow sidecar として動く。
  • falco-operator: Falco インスタンスと周辺コンポーネントのライフサイクルを管理する Kubernetes Operator。
  • プラグインフレームワーク: syscall 以外のソース (Kubernetes audit, CloudTrail, GitHub, Okta) を共有ライブラリで追加する。プラグインは実行可能オブジェクトなので auto-install は非推奨。

代替

代替本質的な違い
Tetragon (Cilium)eBPF ベースでカーネル内 enforcement (プロセス kill、コネクション drop) を持ち、CPU オーバーヘッドが最小。Falco は検知とアラートに軸足があり基本 enforcement しない (出典 9, 10)
Tracee (Aqua)eBPF ベースのランタイムセキュリティ/フォレンジック。MITRE ATT&CK 整合の検知に強いが、リソース消費は大きめ (出典 9, 10)

これらの比較における Falco の差別化点 (出典 9, 10): CNCF Graduated として最も成熟した選択肢、整備されたルールライブラリ、syscall 以外のソースをプラグインで取り込むモジュール性、そして Tetragon や Tracee が新しめのカーネルを要する傾向に対し古いカーネル向けにカーネルモジュールへフォールバックできる点。ある比較では Falco のメモリ消費が 3 ツール中最小とも報告されている。