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歴史

起源

Cedar は Amazon で作られた。オープンソース化される前から、2 つの AWS 製品、Amazon Verified Permissions と AWS Verified Access の認可エンジンとして数年にわたり開発されていた (src 5)。解こうとした課題は、どのアプリケーションも作り直すもの、すなわち認証済みの主体があるリソースに対してある操作を行ってよいかの判定を、そのロジックをアプリケーションコードに散らさずに行うことである。

2023-05-10、AWS はアクセス制御のためのオープンソース言語として Cedar を発表し、言語と SDK の双方を Apache-2.0 で公開した (src 4, src 5)。リファレンス実装は cedar-policy/cedar の Rust ワークスペースである (src 1)。

当初からの決定的な選択は、verification-guided development (検証主導開発) と呼ばれるエンジニアリング手法だった。チームは認可エンジンを形式モデル化し、自動推論で安全性 (例えば forbid が常に permit を上書きすること) を証明し、Rust 実装がモデルに一致することを差分テスト (differential testing) で確認する (src 5, src 3)。形式仕様は Lean theorem prover で記述され、別の cedar-spec リポジトリに置かれている (src 3)。

年表

マイルストーン
2023AWS が 2023-05-10 に Cedar 言語と SDK を Apache-2.0 でオープンソース化 (src 4, src 5)
2025CNCF が 2025-10-08 に Cedar を Sandbox プロジェクトとして受理 (src 2)
2026リリース v4.11.2 が 2026-06-22 に公開。ドキュメント基準コミット 991bacf はその直後 (src 8)

どう進化したか

Cedar は AWS マネージドサービス内部のエンジンとして始まり、その後単独のオープンソースプロジェクトに切り出された。時とともにワークスペースは単一の SDK クレートから、関連する複数クレートの集合へ拡大した。公開 SDK (cedar-policy)、内部コア (cedar-policy-core)、CLI (cedar-policy-cli)、wasm バインディング (cedar-wasm)、Language Server (cedar-language-server)、フォーマッタ (cedar-policy-formatter)、記号コンパイラ (cedar-policy-symcc) である (README:42-49)。記号コンパイラは、当初の検証アイデアを開発時の手法から、ユーザが自分のポリシーに対して実行できるツールへと発展させた最も明確な例である (README:43)。

CLI と SDK は独立したタグ名前空間でバージョン管理されるため、リリースノートは 2 つの変更履歴に分かれている (README:150-151)。ドキュメント基準コミットでのワークスペースパッケージのバージョンは 4.11.0 だが、公開されている最新の SDK リリースは v4.11.2 である (Cargo.toml:63, src 8)。

2025 年にプロジェクトのガバナンス方針が変わった。AWS は Cedar が CNCF Sandbox に参加し vendor-neutral なガバナンスへ移行すると告知し、既に採用・メンテナンスしている外部組織を挙げた (src 3)。CNCF は 2025-10-08 に Cedar を受理した (src 2)。

現在地

Cedar は Rust クレートとして頻繁にリリースされ、v4.11.2 は 2026-06-22 に公開された (src 8)。CNCF Sandbox プロジェクトであり (src 2)、AWS と外部組織のメンテナがいる (src 3)。掲げる方向性は、解析可能な単一の認可言語を Kubernetes のポリシー管理を含む複数エコシステムにわたって、より広く vendor-neutral に普及させることである (src 3, src 6)。コミュニティ規模の指標として、リポジトリは 2026-06-27 観測で 1,571 スター、61 名の非匿名コントリビュータを示している (src 1)。